1864年、尊王攘夷の志なかばにして幕府に降伏した天狗党の志士800余名は、敦賀にあった16棟の鰊倉(にしんぐら)に押し込まれ、残酷非道の処遇を受けました。この鰊倉の1棟を約100年後、敦賀市より譲り受けて水戸の常磐神社境内に移築し、回天館と名付けた。しかし、歳月の経過と共に老朽化が進み、水戸市民の有志が浄財を募り、平成元年、回天神社境内に移築されました。現在、回天館は保存会によって管理され、天狗党の資料などを展示し、永く顕彰する事を目的としています。扉や板壁などには牢居していた人々の血書の文字が散見され、武田耕雲斎以下処刑されるまで拘置されていた当時を偲ぶことができます。 |
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