観光施設

弘道館

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《弘道館空撮》現在の総合大学とも言うべき、全国最大級の規模を誇る藩校でした。かつては約10.5haの敷地があり、多様な科目が教えられていました。

《正庁と梅》正庁は学校御殿とも呼ばれており、藩主臨席のもと、試験や儀式などが行われました。

《諸役会所》かつての来館者控の間です。「尊攘」の掛け軸は、松延年により手掛けられました。

 水戸藩の藩校として、水戸藩第9代藩主徳川斉昭公により天保12年(1841年)8月に創設されました。藩士に文武両道の修練を積ませようと、武芸一般はもとより、医学・薬学・天文学・蘭学など幅広い学問を採り入れた、いわば総合大学というべきものでした。当時の藩校としては国内最大規模のもので、全国各地の藩校建築に影響を与えました。

 第15代将軍となった徳川慶喜公も、父斉昭公の厳しい教育方針で5歳の時から弘道館において英才教育を受けました。慶応3年(1867年)の大政奉還の後、謹慎した至善堂(しぜんどう)が今も残っています。

 弘道館は国の特別史跡になっており、幾度の戦火を免れた正庁・至善堂・正門の3か所は重要文化財に指定されています。敷地には約60種800本の梅が植えられており、偕楽園とともに梅の名所となっています。

 平成27年4月には、「近世日本の教育遺産群」として日本遺産に認定されました。

所在地 水戸市三の丸1-6-29
交通 ■ 電車・バスご利用の方
水戸駅北口から徒歩約8分
■ お車をご利用の方
常磐自動車道・水戸ICから約30分
北関東自動車道・水戸南ICから約20分
■ 普通車13台・大型バス5台無料駐車場あり。
(利用可能時間は9:00~17:00です)
時間 ■ 2月20日~9月30日 9:00~17:00、■ 10月1日~2月19日 9:00~16:30
*時期により開館時間が異なります。
また、催事により時間が延長される場合があります。
料金 大人 200円(20名以上150円)、小中学生 100円(20名以上80円)
満70歳以上 100円(20名以上も同料金)※平成30年6月1日から
難病患者の方は無料です。
休日 12月29日~31日
問い合わせ 茨城県 弘道館事務所
TEL:029-231-4725
FAX:029-227-7584
HP:http://www.koen.pref.ibaraki.jp/park/kodokan01.html
弘道館マップはこちら
注意事項 ペットを連れての入館はできません。

関連情報

正門(重要文化財) 正庁(重要文化財) 至善堂 御座の間
本瓦葺の堂々たる四脚門で、藩主が入館するときなど特別な場合にのみ開門していました。
幕末に起きた弘道館の戦いの際に打ち込まれた弾痕が、今でも柱に残ります。
「学校御殿」とも呼ばれる、弘道館の中心的な建物で、それぞれの部屋の周囲には広い畳廊下が配されています。
かつては藩主臨席のもと文武の大試験や儀式などに用いられました。
正庁の奥に位置しており、かつては藩主の休息所や諸公子の勉学所として使用されました。
大政奉還後の明治元年(1868年)、徳川慶喜公が謹慎生活を送っていた場所でもあります。
八卦堂 孔子廟 鹿島神社
八角形をしたこの建物には、弘道館の建学精神を表した「弘道館記碑」が納められています。藩校当時は弘道館の敷地中央に位置していました。
※通常非公開です。
弘道館建学の精神のひとつ「神儒一致」の教義にもとづき、鹿島神社とともに建立されました。儒学の祖である孔子を祀っています。
※通常非公開です。
「神儒一致」の精神により孔子廟とともに建立され、鹿島神宮から勧請された武甕槌命を祭神とします。
なお現在の社殿は、第60回伊勢神宮式年遷宮に際し、伊勢神宮別宮「風日祈宮」の旧殿一式が特別譲与・移築されたものです。
学生警鐘 種梅記碑 要石歌碑
孔子廟の西側にある鐘楼で、斉昭公自鋳の鐘(複製)が吊り下げられています。
鐘の外側には、注連縄と八咫鏡及び勾玉を榊に掛けて垂をつけた浮彫が施されています。
斉昭公自筆自撰の名文「種梅記」の隷書で刻まれています。
斉昭公は梅を愛し、また有事の際非常食として役立つとして、偕楽園や弘道館をはじめ領内に梅の木を植えさせました。
斉昭公の自詠自筆で「行末も ふみなたがへそ 蜻島 大和の道ぞ 要なりける」とあり、歌意と鹿島神宮の要石になぞらえて「要石歌碑」と名づけられました。